引用元:毎日新聞
男子第76回全国高校駅伝競走大会福岡県予選が2日、同県嘉麻市の嘉穂総合運動公園陸上競技場周辺コースであり、2024年の都大路で2位だった大牟田は11位でフィニッシュし、都大路への出場はならなかった。大牟田は「たすきをつなぎ切る」ことを目標に予選に臨み、1区の森遥人(1年)が序盤は先頭集団に付くなどの粘りを見せたが、徐々に順位を落とした。
大牟田は全国優勝5回の名門だが、今春、ヘッドコーチの辞職に伴い部員19人のうち18人が鳥取城北に集団転校し、一時、県予選出場が不透明だった。
25年度初めの部員は3年生1人のみ。集団転校前から入部予定だった専願生や磯松大輔監督の呼びかけに応じた一般生の1年生が入部し、県予選までに部員は計8人に増えた。さらに県予選は陸上部で短距離専門の3年生2人が2、5区を助っ人となり、出場がかなった。
上級生で唯一、駅伝部に残った佐々木奏多主将(3年)はレース後、「1人では駅伝を走ることはできなかったので監督や仲間、家族、友人に感謝したい」と涙ながらに語った。磯松監督は「よくやってくれた。ゴールしてくれた安心感と駅伝の厳しさを感じた」と話した。【井土映美】

