中大の藤原正和監督「箱根駅伝からどれくらい成長できているか」主力の岡田開成、7区で駒大の佐藤圭汰と再戦か…全日本大学駅伝

引用元:スポーツ報知
中大の藤原正和監督「箱根駅伝からどれくらい成長できているか」主力の岡田開成、7区で駒大の佐藤圭汰と再戦か…全日本大学駅伝

 今季の学生3大駅伝第2戦、全日本大学駅伝は2日、名古屋市熱田神宮西門前スタート、三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴールの8区間106・8キロで行われる。1日は名古屋市内で開会式などが行われ、中大の藤原正和監督は「この駅伝は、簡単にリードできるとは思っていません。1秒でも、先頭に近い位置でたすきを渡していきたい」と冷静に定めた。

 学生3大駅伝開幕戦の10月の出雲駅伝では、1区の岡田開成(2年)が区間賞の快走も、2区のルーキー浜口大和(1年)が区間11位で苦しみ、3、4区に並べた吉居駿恭(4年)と溜池一太(4年)も共に区間7位。優勝争いに加われず、10位に終わった。藤原監督は「出雲に対して、少し目標が曖昧だった。雰囲気をガチッとしてあげられなかったことが、一番のつまずきだった」と振り返る。

 リベンジを狙う全日本大学駅伝は、吉居を2区に、溜池を最長区間の最終8区に登録。「今、エースになりつつある選手です」と藤原監督も期待を込める岡田は補欠温存となっているが、エース区間の7区登録が有力だ。

 現在、5000メートルで屋内日本記録を持つ駒大のエースで、岡田の京都・洛南高の先輩でもある佐藤圭汰(4年)も7区に登録。佐藤とは今年の第101回箱根駅伝(1月2、3日)でも共に7区を走った。佐藤は約5キロで前を走る岡田を捕らえ、2位浮上。従来の記録を約1分縮める特大の区間新記録を打ち立て、岡田も当時1年生ながら区間7位と健闘した。藤原監督は「佐藤圭汰くんが走ってくれるなら、箱根駅伝で一緒に走ったときと、どれくらい成長できているか。本人も、非常に楽しみにしています」と期待した。

 出雲では悔しい結果となったが、リベンジの舞台はそろっている。「全日本へ向けては、狙うぞとしっかりやってきた。雰囲気はしっかりと作れていると思います。駒大、国学院大を逃がさないように前半からしっかりと走り、7、8区は直接対決ができるように」と藤原監督。中大は、ただでは起き上がらない。

 学生3大駅伝開幕戦の13日の出雲駅伝では、2年ぶりの出場で10位に終わった。優勝候補の一角にあげられていたが、届かなかった。1区の岡田が区間賞の快走を見せたが、2区の浜口大和(1年)が区間11位と苦戦。3、4区に並べたダブルエースの溜池と吉居もともに区間7位とふるわず、最後まで巻き返すことができなかった。

 藤原正和監督は「ここまで苦戦するとは、正直想像していなかった。ここから、どう立て直していくかが大事になってくると思います」と淡々と話す。

 夏合宿では例年以上に走り込み、土台をばっちり作ってきた中大。約3週間後の全日本大学駅伝で、確実にリベンジしたいところだ。藤原監督は「選手たちが持っている力を発揮できれば、勝負できるチーム。これで終わるわけにはいかない」と一丸となって、学生3大駅伝の2戦目へ臨む。

 全日本大学駅伝は2018年から区間割が大きく変更され、7区が2番目に長い17・6キロ、最終8区が最長の19・7キロとなった。駅伝は「先手必勝」が鉄則だが、主力選手を序盤の区間に投入するか、終盤の長い区間に残すか、各校の戦略も大会の見所となる。

 10月8日に選手16人を登録。その中から10月30日正午までに1~8区の選手と補欠5人を登録。レース当日2日の午前6時10~30分に区間登録選手と補欠登録選手を交代できる。