【東京マラソン】「山の名探偵」早大・工藤慎作 初マラソンでMGC切符「次につながる結果」

【東京マラソン】「山の名探偵」早大・工藤慎作 初マラソンでMGC切符「次につながる結果」

 ◇東京マラソン(2026年3月1日 都庁前~東京駅前 42.195キロ)

 初マラソンだった「山の名探偵」こと早大3年の工藤慎作(21)は学生歴代4位となる2時間7分34秒で、日本勢5番手となる20位に入り、MGC切符を獲得した。「次につながる結果。これからのマラソンにつながる結果だと思う」と自分自身に及第点を与えた。

 3年連続で山上りの5区を任された1月2、3日の箱根駅伝は区間3位。まずまずの走りだったが、昨年11月の全日本大学駅伝の疲労が抜け切れていなかった。箱根後も状態は平行で、初マラソンに向けての調整も十分ではなかったが、35キロ付近までは第2集団で大迫や鈴木に食らいつく力走。「余裕はあったが、その後に何度もふくらはぎがつった。その後はゴールすることを目標に切り替えた」とクレバーな走りでロス五輪につなげた。

 早大の花田勝彦監督も「前半は(集団から)離れて心配したが、そこはペースが一瞬速かった。コントロールできていた。凄いと思う」とセンスを認めた。山の名探偵から脱皮し、真のマラソンランナーへと進化を遂げる。