引用元:東スポWEB
日本勢に足りないものとは? 陸上の東京マラソン(1日、東京都庁~東京駅前・行幸通り)が行われ、男子は日本記録保持者の大迫傑(リーニン)が2時間5分59秒で日本人トップの12位。タデセ・タケレ(エチオピア)が2時間3分37秒で2連覇を果たした。
この日は大迫が2時間5分台、鈴木健吾(横浜市陸協)、市山翼(サンベルクス)が2時間6分台をマークした一方で、男子の上位11選手は海外勢が〝独占〟。日本陸連強化委員会の高岡寿成シニアディレククター(SD)は「今日のコンディションの中で2時間5、6分台を出せたことは、日本マラソン界でも良かったと思う」と一定の評価をしながらも「やはりまだまだ世界(の壁)が高いところにあるという印象も改めて感じた」と厳しい見方を示した。
五輪では1992年バルセロナ大会銀メダルの森下広一、世界選手権では05年ヘルシンキ大会銅メダルの尾方剛以来、長きにわたって表彰台から遠ざかっている。日本が上位争いに食い込むには何が必要なのか。2017、19年世界選手権の男子5000メートル覇者で今大会は2時間4分7秒の5位だったムクタル・エドリス(エチオピア)は本紙の取材に「もっと練習、練習が必要! もっと高地トレーニングで距離を積まなければいけない」と訴えた。
母国のエチオピアや長距離王国のケニアを例に挙げ「日本は他の国に比べて標高が低い。ケニアやエチオピアと練習環境は全く違う」と地理的な要因も指摘。日本勢も海外の高地で合宿などに励んでいるが「高地に住み、高地でより練習をするべきだ」と提言した。日本勢は、世界の壁を越えることができるのか。


