大迫傑、日本勢1位「暑くなったけど最後まで踏ん張れた」/東京マラソン

大迫傑、日本勢1位「暑くなったけど最後まで踏ん張れた」/東京マラソン

東京マラソン(1日、東京都庁前-東京駅前=42・195キロ)2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(来年10月・名古屋)の出場権をかけたレースが行われ、すでにMGC出場権を持っている日本記録保持者の大迫傑(34)=リーニン=が2時間5分59秒の日本勢1位(全体12位)でゴール。「中盤から比較的、暑くなったけど、最後まで踏ん張れた。中3カ月のなかでは最低限の走りができた」と次第点を与えた。

スタートすると、序盤から前日本記録保持者の鈴木健吾(横浜市陸協)、近藤亮太(三菱重工)、工藤慎作(早大)らと第3集団に構える。「耐久レースだったので、ペースをいかに落とさずに走るかが目標だった。集団のなかでなるべくトップで帰ってきたかった」と大迫。36キロ過ぎでペースを上げて振り切りにかかると、鈴木、近藤がそれに追随する。40キロ過ぎで鈴木が前に出たが、41キロ過ぎで再び逆転。最後は10秒差で制した。

昨年12月のバレンシアマラソンで2時間4分55秒をマークして、自身3度目の日本記録を樹立。鈴木が約5年に渡って持っていた記録を更新した。今年1月には鈴木を自宅に招いてトレーニングをともにするなど、親交もある新旧日本記録保持者のデッドヒートに「走っていて、みんな盛り上がっているんだろうなと思った」と大迫。最後は日本マラソン界を長年けん引してきた第一人者としての意地を見せた。

「(レース間隔は)3カ月で全然いけるとは思うけど、心身ともにというところでは半年がベストかなと思いました。しっかりと休んで秋、冬のレースに向けて準備をしたい」と大迫。冷静に今後を見据えた。