引用元:産経新聞
富士の麓で大学女子駅伝日本一を争う「富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝)」(フジテレビ、産経新聞社など後援)は30日、静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社前から富士総合運動公園陸上競技場までの7区間、43・4キロで争われ、東北福祉大が大学史上最高の2位に入った。
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東北福祉大の最終7区の村山は過去最高の2位にもかかわらず、謝罪するように両手を合わせてゴールした。一時先頭に立つも優勝にはわずかに届かず。「目標の3位(以内)を達成できたうれしさと、優勝を自分が逃してしまった申し訳なさを感じた」と複雑な表情を浮かべた。
2区中野で2位に浮上した後は表彰台圏内から落ちることなく走り抜けた。区間賞こそないものの、エース区間5区の佐々木をはじめ3人が区間2位、2人が区間3位と安定感が光った。
選手のほとんどが東北出身。強豪校に比べ、タレントが豊富とはいえない。2014年から指導に当たる冠木監督は故障のリスクを軽減するため、個人に合わせて練習メニューを調整し、厚底シューズも大会3週間前まで履かせない。限られた戦力をきめ細やかに成長させ、チームの躍進につなげた。
主力の佐々木、村山はともに3年生。冠木監督は「今の3年生が4年生になったときに優勝しようという話を常々してきた。いい経験になったのではないか」。初の日本一という夢は来年かなえる。(石原颯)


