【箱根駅伝】〝山の名探偵〟擁する早大 総合優勝のカギは往路 花田監督「どこまで貯金が…」

引用元:東スポWEB
【箱根駅伝】〝山の名探偵〟擁する早大 総合優勝のカギは往路 花田監督「どこまで貯金が…」

 新旧融合で頂点へ――。第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の注目校を6回に分けて紹介する連載の第3回は出雲駅伝で準優勝した早大をピックアップ。タレントぞろいのメンバーで15年ぶり優勝を目指す。

【群雄割拠の箱根路に挑む6強たち(3)】今季は出雲駅伝で2位の好発進を見せたものの、全日本大学駅伝では5位で終えている。

 15年ぶりの〝箱根制覇〟を狙う早大の花田勝彦監督は「うちの場合は往路で勝たないと優勝につながらない。少なくとも前半は(大学カラーの)エンジに染めたい。山を終えて、どこまで貯金がつくれるか」とプランニング。往路3位の前回と同様、先手必勝を重要視する。

 その上で「2区は順調にいけばエース山口智規(4年)、5区には名探偵(工藤慎作、3年)がいる」と力説。さらに「山口竣平(2年)が復帰したので、彼の快走次第では全部エンジ色に染まるかも」と、前回大会で3区3位の6人抜きをした山口竣をキーマンとした。

 上級生には今年の日本学生選手権(インカレ)で男子1500、5000メートルで日本人初の2冠を達成した山口智のほか、今年の世界ユニバーシティー夏季大会のハーフマラソンを制した〝山の名探偵〟こと工藤もエントリー。今大会では「(5区で)68分台も射程圏内」と、記録更新を狙えるという。

 さらにルーキーの存在も大きい。高校時代に名をはせた鈴木琉胤(るい、1年)と佐々木哲(1年)は、29日の区間エントリーでは補欠登録となったが、花田監督は「(鈴木は)スーパースター。私の時に渡辺康幸くんがいたが、それに匹敵する、もしくはそれ以上の力を持った選手。佐々木もいるし、非常に素晴らしい選手に来てもらえた」と大きな期待を抱く。

 安定した上級生に加え、今後も飛躍が期待される下級生の激走にも注目だ。