◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(2026年1月2日往路、3日復路)
第102回を迎える、正月の“風物詩”箱根駅伝。東京・大手町から鶴見中継所を結ぶ21.3キロは、レースの流れをつかむ上で重要な区間となります。
近年では中央大学が2度の“大逃げ”を披露。2022年に吉居大和選手(第98回)が6㎞過ぎに先頭集団から抜け出し独走すると、1時間00分40秒の区間新記録を樹立しました。
さらに前回大会は弟である吉居駿恭選手が兄の記録には届きませんでしたが、区間歴代4位となる1時間01分07秒で区間賞。兄のように序盤から抜け出し、2位に1分32秒差をつける快走で、好発進をみせたチームは往路2位、総合5位に入りました。
12月に行われた監督のトークバトルでは、國學院大学を率いる前田康弘監督が「1区に(実力のある)選手が集まると思っています。その裏返しでスローになる可能性もありますので、采配が勝負の妙になる。1区の10秒は他の区間の30秒くらいの価値がある。出し惜しみしない方が良い」とその重要性を力説。
青山学院大学の原晋監督も「今年は中央大学が(選手層に)ボリュームがある。昨年と同じような展開だと勝てません。ハイペースになってもスローペースになっても対応できる選手を1区に起用しないといけない」と最大限の警戒を口にしており、各校惜しみなく主力をつぎこむのか注目されます。
各校の歴代最速記録では、駒澤大学は篠原倖太朗選手、順天堂大学は三浦龍司選手と、各校の代表する選手の名前がズラリ。直近10大会の記録更新が多い中、早稲田大学は中継の1号車解説を務めるレジェンド・渡辺康幸さんの記録が第70回大会から依然として破られていません。ほかにも、山梨学院大・中村祐二さん(第71回)や、東海大・佐藤悠基さん(第83回)が“長寿”の記録として残ります。
近年、高速化する箱根駅伝。その始まりをつける1区で好スタートを切る選手は誰になるのでしょうか。
【1区の各校最速記録】
※()内が大会
青山学院大学 久保田和真(92) 1時間01分22秒
駒澤大学 篠原倖太朗(100) 1時間01分02秒
國學院大学 藤木宏太(96) 1時間01分18秒
早稲田大学 渡辺康幸(70) 1時間01分13秒
中央大学 吉居大和(98) 1時間00分40秒
城西大学 野村颯斗(100) 1時間01分26秒
創価大学 米満怜(96)1時間01分13秒
東京国際大学 山谷昌也(98) 1時間01分49秒
東洋大学 田口雅也(96) 1時間01分46秒
帝京大学 小野寺悠(96) 1時間01分32秒
中央学院大学 栗原啓吾(96) 1時間01分26秒
順天堂大学 三浦龍司(100) 1時間01分38秒
山梨学院大学 中村祐二(71) 1時間01分32秒
日本大学 西村翔太(100) 1時間01分28秒
東海大学 佐藤悠基(83) 1時間01分06秒
東京農業大学 高槻芳照(100) 1時間01分45秒
神奈川大学 巻田理空(98) 1時間02分03秒
大東文化大学 西川千青(100) 1時間01分57秒
日本体育大学 池田耀平(96) 1時間01分21秒
立教大学 林虎太朗(100) 1時間02分47秒
【箱根駅伝】各校の『1区』最速記録は? 早稲田大は渡辺康幸が30年以上保持 直近は中央大が吉居兄弟で“大逃げ” 監督たちは警戒「出し惜しみしない方が良い」
引用元:日テレNEWS NNN

