<1分で解説>24年高校駅伝2位の大牟田が予選敗退…背景に集団転校

引用元:毎日新聞
<1分で解説>24年高校駅伝2位の大牟田が予選敗退…背景に集団転校

 全国高校駅伝の強豪で2024年に準優勝した大牟田高校(福岡県大牟田市)の男子駅伝部が2日の福岡県予選で11位となり、全国大会への出場を逃しました。今春、部員の9割以上が鳥取城北高校(鳥取市)へ集団転校し、チームは大きく変わりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「大牟田高校駅伝部の集団転校と新たな挑戦」について解説します。

Q 大牟田高校駅伝部は25年春に部員が集団転校したって聞いたよ。どうしてそんなことが起きたの?

A 大牟田高校では23年3月、赤池健監督による部員への体罰が発覚し、赤池氏が退職しました。しかし、継続を望む当時の部員や保護者の声を受け、赤池氏は研修を経て部活動指導員で現場復帰。実質的な監督となるヘッドコーチとして臨んだ24年12月の全国高校駅伝で、準優勝しました。でも、赤池氏が事実上の降格となる25年度の新体制をめぐり、部員や保護者が学校側と対立。部員の多くが赤池氏の転職先である鳥取城北高校へ転校することを決めたのです。

Q 鳥取城北高校はどうなったの?

A 鳥取城北高校は赤池氏が新監督に就任。1日の鳥取県予選で大会新記録を出して優勝し、全国大会出場を決めました。

Q 大牟田高校の駅伝部はどうなったの?

A 大牟田高校の駅伝部は、3年生1人だけが残り、新たに1年生が入部して部員は8人になりました。短距離専門の3年生2人も助っ人として県予選に出場しました。

Q どんな結果だったの?

A 一時は出場も危ぶまれ「たすきをつなぎ切る」ことを目標に走りましたが、1区で粘ったものの順位を落とし、最終的に11位でフィニッシュしました。上級生で唯一残った佐々木奏多主将は、「1人では駅伝を走ることはできなかったので監督や仲間、家族、友人に感謝したい」と涙ながらに語りました。大牟田高校駅伝部は大きな変化を経験しましたが、力を合わせて挑戦を続けています。今後の活躍に注目です。