昨年全国2位の大牟田は11位で全国切符逃す 選手の大半が集団転校 佐々木主将は涙

 ◇第76回全国高校駅伝福岡県予選 男子(2025年11月2日 嘉麻市嘉穂総合運動公園 男子7区間42・195キロ)

 昨年の全国高校駅伝男子で準優勝した大牟田は2時間16分44秒で11位に終わり全国切符を逃した。今春、駅伝部のコーチが退任して鳥取城北の顧問になり、選手の大半が転校。佐々木奏多主将(3年)と1年生の7人、陸上部からの助っ人2人で挑んだ。

 専門は競歩の佐々木は「目標はたすきをつなぐことだった。つなげられたのは良かった」と話した。陸上部で八種競技、400メートルハードルが専門の選手2人も助っ人として1カ月前から練習を行い、全国制覇が5度ある伝統校のたすきは最後までつながった。主将は「いろんな方々の支えがあってゴールができた」と目を潤ませた。

 この春に就任した磯松大輔監督は、OBで91年全国制覇時の主将だ。対話を重視しながらチームづくりを進めてきた。「ゴールできた安心感と駅伝の厳しさと難しさを感じた。大牟田のユニホームで着て走る重さを感じてくれればいいかなと思う」と語った。