【陸上】十種競技前日本記録保持者の右代啓祐が円盤投げで現役続行を表明「諦めが悪い」十種競技は卒業

【陸上】十種競技前日本記録保持者の右代啓祐が円盤投げで現役続行を表明「諦めが悪い」十種競技は卒業

 陸上十種競技の前日本記録保持者で、12年ロンドン五輪、日本選手団の旗手を務めた16年リオデジャネイロ五輪と2大会連続代表の右代啓祐(39=国士舘クラブ)が8日、現役生活からの「卒業」と、円盤投げ選手としての活動継続を発表した。

 東京都世田谷区の国士舘大で会見に臨み、「十種競技からは卒業だが、諦めが悪い。円盤投げでもう一度自己ベストを出せると思った。まだまだ強くなる自分を見たい」と表明した。

 北海道出身の右代は10代の時から活躍し、11年の日本選手権混成競技で当時の日本記録となる8073点をマークして優勝。日本選手権を8度、アジア大会は2度制し、世界選手権にも5大会連続で出場するなど、長年同競技の第一人者として日本をけん引した。6月に出場した日本選手権で標準記録を切れず、同競技からの引退を決断。「スパッと辞める選手も多いが、(円盤投げに)一番手応えを感じた。ここで全てを終わらせるのはもったいないと思った」と現役続行を決めた。

 円盤投げの自己ベストは50メートル17。来月には40歳となるが、「(日本選手権でも)もの凄く(投てきに)失敗したが、それなりの記録が出て、勝負できるんじゃないかと気づいた。悪あがきに聞こえるかも知れないが、40歳で自己ベストを出すのがチャレンジ」と、秋以降は競技会に出場し、来年以降は日本選手権出場を目指す意向を示した。