プロランナーの吉田響(23)=サンベルクス=とスポーツ・健康関連などのグッズを製造・販売するファイテンが「ボディケアサポート契約」を締結したことが1日、発表された。2028年ロス五輪マラソンを目指す吉田響をファイテンが磁気テープテープやネックレスなどを通じてサポートする。
創価大4年だった昨年1月の第101回箱根駅伝で、吉田響はエース区間の2区で日本人最高記録(1時間5分43秒)をマーク。昨春に卒業後、プロランナーに転向し、実業団のサンベルクスと所属契約を結んだ。
社会人1年目だった昨季、今年元日のニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)でエース区間の2区(21・9キロ)を走り、1時間1分1秒の区間新記録で区間賞を獲得。24位でタスキを受け、22人をごぼう抜き。2位まで順位を押し上げて、サンベルクスのチーム史上最高の5位入賞に貢献した。
その後、初挑戦した大阪マラソンでは、さらに衝撃の走りを見せた。
7・8キロでペースメーカーを置き去りにして独走。中間点を1時間1分54秒、30キロを1時間28分7秒で通過した。30キロの日本記録は松宮隆行が2005年にマークした1時間28分0秒。吉田響はマラソンの通過ながら、30キロの日本記録と同等のタイムで走破した。35キロ以降に失速し、2時間9分35秒で34位に終わったが、成績以上のインパクトを残した。
激走に加えて、顔を含めて全身に丸い磁気テープを約100枚も貼りまくった見た目でも存在感を発揮した。その磁気テープがファイテンだった。大阪マラソンのレース後、吉田響は大きな話題となった磁気テープについて「顔に貼ったのは顔のこわばりを軽減するためです。効果はありました。25キロまではリラックスして走れました」と明かしていた。
吉田響は超個性的なランナー。「28年ロス五輪マラソンで活躍したい」という大きな目標を持ち、同時に「二刀流ランナー」として山道を駆けるトレイルランの世界にも挑戦する意志を示している。「29年にはトレイルランの世界選手権出場を目指しています」と明かす。
初挑戦の大阪マラソンでは、MGC(28年ロス五輪マラソン日本代表選考会、27年10月3日、名古屋)の出場権を獲得できなかったが、現在は、2度目のマラソンに向けて順調に練習を積んでいる。
◆吉田 響(よしだ・ひびき)2002年8月20日、静岡・御殿場市生まれ。23歳。御殿場市立原里中3年時に全国都道府県男子駅伝6区で2位。東海大静岡翔洋高2年時の同駅伝5区で22位。21年、東海大入学。1年時に箱根駅伝5区2位。23年、創価大3年に編入学。3年時は出雲駅伝5区区間賞相当、全日本大学駅伝5区区間賞、箱根駅伝5区9位。4年時は出雲駅伝2区区間賞、全日本大学駅伝2区2位、箱根駅伝2区2位(日本人最高記録)。25年春に卒業後、プロランナーに転向し、サンベルクスとプロ契約。自己ベスト記録は5000メートル13分39秒94、1万メートル28分12秒01、ハーフマラソン1時間1分45秒、マラソン2時間9分35秒。161センチ、46キロ。
プロランナー吉田響がファイテンと契約 2月の大阪マラソンで衝撃デビュー
引用元:スポーツ報知


