【陸上】“怪物”後藤大樹、1600mリレーで会場どよめく大逆転V 3日間で9レース走り近畿高校2冠

【陸上】“怪物”後藤大樹、1600mリレーで会場どよめく大逆転V 3日間で9レース走り近畿高校2冠

 ◇陸上・近畿高校総体最終日(2026年6月21日 彦根市・平和堂HATOスタジアム)

 男子1600メートルリレーの決勝が行われ、京都・洛南高が3分11秒83で優勝した。400メートル障害で連覇を達成した高校2年生の後藤大樹(たいじゅ)はアンカーを務め、優勝に貢献した。

 予選、準決勝に続いてアンカーで出場。全体の最終種目となった決勝は、2位でバトンを受け、10メートル以上も前を走る滝川第二を追う。残り200メートルで一気にギアを上げると、最後の直線で逆転。これには会場からどよめきと歓声が沸き起こった。

 前日20日の400メートル障害決勝では、雨が降りしきる悪条件の中で大会新記録となる50秒12をマークして2連覇を達成。2位に1秒近い差をつけて圧勝した。

 この日は110メートル障害に出場。予選、準決勝と組1着で勝ち上がったが、決勝では14秒38で2位となった。

 ただ、最後に臨んだ1600メートル決勝で有終の美を飾った。今大会は400メートル障害で3本、110メートル障害で3本、1600メートルリレーで3本と3日間で計9レースを走りきった。

 後藤は6月12~14日に行われた日本選手権で400メートル障害に出場し、13日の予選で為末大の持つ高校記録を更新。翌日の決勝ではさらにタイムを縮めて48秒09を出して初優勝を飾った。高校生で唯一となるアジア大会の日本代表に選出された。

 100メートルで10秒49、200メートルで21秒12という自己ベストを持つなど、ハードル種目にとどまらない強さを誇る。