引用元:スポニチアネックス
◇陸上・近畿高校総体第3日(2026年6月20日 彦根市・平和堂HATOスタジアム)
男子400メートル障害決勝が行われ、日本選手権を制した高校2年生の後藤大樹(たいじゅ、17=京都・洛南)が大会新記録となる50秒12をマークして連覇を達成した。今夏の全国高校総体でも連覇が懸かっており、今年9月に開幕する愛知・名古屋アジア大会の日本代表にも決まっている。
日本選手権で衝撃を残した後藤が、同年代の選手たちを圧倒した。雨が降りしきる悪条件の中で迎えた決勝。序盤から前に出ると後半も徐々にリードを広げて50秒12でフィニッシュ。2位に1秒近い差をつけ、前日の準決勝でマークした自身の大会記録を0秒02更新して連覇を達成した。翌日にもレースを控えるため、この日は取材に対応しなかった。
6月12~14日に行われた日本選手権を「夢を見ているような気持ちだった」と振り返る。13日の予選で為末大の持つ高校記録を更新し、翌日の決勝でさらに伸ばして48秒09をマークし、このタイムはU20(20歳未満)日本新記録にもなった。それからわずか6日後。休む間もなく迎えた今大会の決勝で同じ高校生相手に格の違いを見せつけ、今年も近畿高校王者となった。
アジア大会の日本代表に高校生で唯一、選出された17歳。高校総体連覇に加え、為末大の持つ日本記録(47秒89)の更新も期待される。この日は400メートル障害決勝を終えた後に1600メートルリレー予選にも出場し、洛南のアンカーとして2組1着となり準決勝進出に貢献した。21日には110メートル障害に出場予定で、リレーも含めて最大5本のレースに出場する。 (西海 康平)

