スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
陸上・日本選手権 女子やり投げ。
60mを超える一投に、会場がどよめいた。
記録は62m86。北口榛花が2年ぶりの優勝を果たした。
アジア大会の選考基準を突破し、雄たけびを上げる。
投擲後のガッツポーズを久しぶりにカメラに収めることができた。
ここ最近の撮影では、首をかしげたり頭を抱えたりする姿が目立っていた。
それだけに、この日の力強いガッツポーズと笑顔は、ひときわ印象的だった。
やはり北口は笑顔がよく似合う選手だと改めて感じる。
その嬉しそうな表情を、しっかりと写真に刻んだ。
「まだまだ記録的には喜べないけど、ちょっと兆しが見えたかな」と語る北口。
次の舞台へ向け、確かな希望を抱かせる内容だった。
9月のアジア大会での投擲が、今から非常に楽しみだ。
■森田直樹プロフィル
1993年、奈良県生まれ。2014年、ビジュアルアーツ専門学校・大阪卒業後アフロに入社。
4年間のスタジオアシスタントを経て2018年よりアフロスポーツ所属。
スポーツ選手の心情を追い、選手たちの努力、成長や挫折、感動を写真で表現することを目指す。
スポーツ撮影を中心にポートレイトなどジャンルを問わず活動中。
北口榛花・復調の一投と笑顔【アフロスポーツ プロの瞬撮】


