【陸上】スーパー高校生が400m障害で初V 洛南高2年・後藤大樹が連日の日本高校新「信じられない」

 ◇陸上・日本選手権最終日 名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム(2026年6月14日)

 男子400メートル障害決勝が行われ、京都・洛南高2年の後藤大樹(ごとう・たいじゅ、17)が日本高校新記録となる48秒09をマークして初優勝した。

 序盤から隣のレーンを走る黒川和樹(住友電工)が積極的に仕掛ける。ただ、前を走られながらも冷静だった。自身のある最後のスプリント勝負に懸け、その通りのレース運びで勝ちきった。

 「信じられない気持ち。(タイムを見て)正直、鳥肌が立ちました。テレビで見ていたような舞台で、自分が本当に優勝したのかと。まだ実感できていないです」

 前日の予選で48秒31を出して2組1着となり、1996年に為末大が記録した日本高校記録(49秒09)を30年ぶりに更新した。今季のU20世界最高記録を樹立。「とてもうれしい気持ちでいっぱい」と17歳が初々しく話す一方、同じ組で走った年上の選手たちからは「あいつヤバい」と驚きの声が上がった。

 千葉県出身で、小学3年から陸上を始めた。陸上選手になると心に決め、小学6年の頃には「洛南高校に行く」と心に誓っていた。その環境に進むほどの実力をつけ、強豪校に入ってから始めた400メートル障害で大きなインパクトを残した。