優勝後にスランプ…「試合になるとうまく走れない」 陸上200mの前回王者・上山紘輝(27) 復活かけた肉体改造で連覇なるか【アジア大会 愛知・名古屋】

引用元:CBCテレビ
優勝後にスランプ…「試合になるとうまく走れない」 陸上200mの前回王者・上山紘輝(27) 復活かけた肉体改造で連覇なるか【アジア大会 愛知・名古屋】

2023年 前回の杭州・アジア大会。陸上男子200mでアジア最速の男となった三重県松阪市出身の上山紘輝選手、27歳。

あれから3年。5月29日、大阪の陸上競技場で黙々と練習に取り組んでいました。

そんな三重のスピードスターが挑むのは、今年9月に開幕するアジア大会の連覇。

(上山選手)

「連覇っていうのも、できるのは(前回優勝した)僕だけだと思っているので、まずは国内でしっかり選考を勝ち抜いて、前回優勝した舞台で勝負したい」

■優勝後スランプに…「試合で体が重く動きが鈍くなる」

しかし前回大会の優勝後、上山選手は納得のいかない走りが続き、スランプに陥りました。念願だった翌年のパリオリンピックでは予選敗退。

さらに去年、世界の強豪が集うセイコーゴールデングランプリでは、6位。そして、日本選手権では、自己ベストより0.8秒近く遅いタイム。アジアの頂点に立った男が、決勝でまさかの最下位に。本来であれば、陸上選手として最も波に乗り始める時期でした。

(上山選手)

「練習の動きも調子が良い時よりも走れているんですけど、試合のレースでいざスタートするときに、体が重くなって動きが鈍くなる。上手く走れない状態が続いています。もどかしさしかないし、どうしたらいいかわからない」

トップアスリート特有の感覚のズレや、メンタル面の不調で本来の走りができない日々。そんなスランプから脱却するために、今年、大きな決断をしました。

■食事内容の改善 体に“磨き”をかける

(上山選手)

「(体重が)5キロくらい落ちました。食べる量を減らしたわけじゃないけど食べる内容を変えるというか。先輩から言われたのは、鶏もも肉を食べるなら、鶏むね肉に変えるとか。『ちょっとした変化で変わるんじゃない?』っていうアドバイスをもらって、実践していたら、(体重が)落ちました」

75キロあった体重を70キロまで落とし、体脂肪率は12%から8%に。完成された体をさらに絞るという大胆な選択に踏み切りました。さらに…

(上山選手)

「もう年なのか『ケア用品』に目がなくて、ストレッチの道具とか…やたらストレッチしている。まだ27歳とかで年を感じるって言ったら、先輩方に『何いってんねん』って言われると思うけど、疲労が取りにくいとか、体へのダメージが抜けなくなってきたのはすごく感じる。一番増えたのは温泉に行くこと。疲労を取りに温泉でリラックスすることが増えたかもしれない」