久保凛、落合晃の日本新に刺激「この風の中、さすがに日本記録はないやろうと…負けてられない」/陸上

久保凛、落合晃の日本新に刺激「この風の中、さすがに日本記録はないやろうと…負けてられない」/陸上

陸上で中距離を争うミドルディスタンス・サーキット(MDC)が30日、東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場で行われ、女子800メートルは日本記録保持者の久保凛(積水化学)が2分2秒76で制した。今月10日に行われ、社会人デビュー戦となった木南道孝記念(大阪)は2分7秒47で全体7着と撃沈して号泣。レース後は体調不良で取材に応じることもできず、今月17日のセイコーGGPの出場を見送ったが、立て直してきた。

「木南記念で全然上手くいかなくて、記者の方にもご迷惑をかけたんですけど、そこから一生懸命戻そうと思ってここまでしっかりやってきた」と久保。今年9月のアジア大会(名古屋)の派遣設定記録(2分1秒67)はクリアできなかったが、来月の日本選手権(名古屋)に向けて上々の仕上がり。久保の直後には男子800メートル日本記録保持者の落合晃(駒大2年)が自身が今月3日に出した日本記録をさらに0.45秒上回る1分43秒45をたたき出した。同じ時期に活躍し始めた同年代の快挙に「負けていられないので頑張りたい」と久保も刺激も受けた。「この風の中、さすがに日本記録はないやろうと思って応援していたんですけど、出されてしまって『マジか』って感じで。風とか言っていられないなと本当に思いました。これから『風が強かったんで』とか言わないようにしようと思います」と笑顔も戻った。

「日本選手権ではアジア標準というのは必ず切るということと、アジア大会が開催される名古屋で行われるので、絶対自己ベストを出して、たくさん応援してくださる方への恩返しができたら」と久保。今度は久保が世間を驚かせる番だ。