【陸上】早大・本田が男子1500mでU20日本歴代2位&早大新の快記録「良いレースができた」 6月の日本選手権に弾み

引用元:日テレNEWS NNN
【陸上】早大・本田が男子1500mでU20日本歴代2位&早大新の快記録「良いレースができた」 6月の日本選手権に弾み

日本グランプリシリーズのMIDDLE DISTANCE CIRCUIT(MDC)が5月30日に東京・世田谷区立大蔵運動公園陸上競技場で開催されました。

800mや1500mの中距離に特化した大会で、男子800mでは駒澤大学の落合晃選手(2年)が、5月3日の静岡国際陸上競技大会で自身が打ち立てたばかりの記録(1分43秒90)を再び更新し、1分43秒45の日本新記録を樹立しました。「疲労もあったなかでしっかりこのレースに向けて調整できて、良い感じで状態も上がってきたと思いますし、こうして日本記録で走れたことは良かったです」と、今季2度目の快挙に喜びを口にしていました。

男子1500mでは、早稲田大学のルーキー、本田桜二郎選手が力強い走りを見せました。

この種目で日本選手権を2連覇中の飯澤千翔選手(住友電工/東海大学OB)や、男子3000mで日本記録を樹立したばかりの森凪也選手(Honda/中央大学OB)、箱根駅伝の花の2区の区間記録を持つヴィクター・キムタイ選手(埼玉医科大学グループ/城西大学OB)といった錚々たる顔ぶれがそろうなか、本田選手は積極的にレースを進めました。

最大の見せ場は残り500m。「飯澤さんには全く手も足も出ないと思っていたのですが、走ってみたら意外と余裕もあった。ラスト500m で飯澤さんが少し後ろに下がったので、余裕がないのかなと思って、それだったら前に出てやろうと思いました」と、先頭を奪います。

最後は、ホームストレートで順位を落とし、飯澤選手らに先着され組5着(全体5位)でフィニッシュしました。それでも、前の週の関東インカレ(2位)からの連戦の疲労もあるなか、U 20日本歴代2位となる3分37秒72の好記録をマークしました。「3分40秒切りを目指していたので、この結果にはすごく満足しています。ラスト100mでめちゃくちゃ抜かれてしまったんですけど、いいレースはできたかなと思います」と手応えを口にしていました。

本田選手は、憧れの選手に1500mからハーフマラソンまで高いレベルでマルチにこなす、OBの山口智規選手(現・SGホールディングス)の名前を挙げています。

「智規さんみたいになりたいと思っているので、そのためにまずは智規さんのレースを真似してやることが一番の近道かなと思っているので、今回格上の選手たちを相手に一度でも前に出られたのはすごく収穫になりました」

山口選手ばりの攻めのレースを見せただけでなく、山口選手が持っていた早稲田大学記録をも更新しました。しかしながら、憧れの先輩の記録を超えても、「この結果に慢心したらいけない。自分は基礎が足りていないので、走ることもそうなんですけど、補強とかにも力を入れて、次を見据えるよりもまずは基礎を固めていきたいなと思っています」と気を引き締め直していました。

6月に愛知県で開催される日本選手権は、5000mでの出場を目指していましたが、参加条件をクリアできなかったため、参加資格を持つ1500mでの出場となります。「自分的には 5000mに力を入れたいんですけど、“得意”と“好き”は違うと思っているので、まずは日本選手権で1500mで活躍できるようにしていきたいと思います」

まだ19歳。日本一を決める舞台でもはつらつとした走りで、上位争いを掻き回す存在になりそうです。