【陸上】落合晃が今月2度目の日本記録更新「地力が付いたと思う」1分43秒切りも視野に MDC東京大会

【陸上】落合晃が今月2度目の日本記録更新「地力が付いたと思う」1分43秒切りも視野に MDC東京大会

 ◇陸上ミドルディスタンス・サーキット東京大会(2026年5月30日 東京・世田谷区総合運動場陸上競技場)

 男子800メートルで、落合晃(19=駒大)が1分43秒45の日本新記録で優勝した。今月3日の静岡国際で自身が出した日本記録を0秒45更新する快走を見せ、「このような舞台で、凄い歓声の中で走らせてもらい、いい経験をさせてもらったし、日本記録で走れたのは自分1人の力ではないので、感謝したい」と話した。

 同大会はトラック内にファンゾーンが設けられ、選手と観客の距離が近い。その中で前半400メートルを49秒台の速いペースで入った落合は、ペースメーカーが外れた後もピッチを刻み、ラスト200メートルで再加速。最後は手を伸ばせば届く距離のファンから大声援を送られてもう一伸びし、記録更新のゴールテープを切った。

 前半を「50~51秒で入ろうとした」という落合だが、「ペースメーカーがいいリズムを刻んでくれたので、乗っかって行けた」と無理なく追走。それでも後半にバテることはなく「49秒台で入っても、2周目も行く余裕があった。その点は地力が付いたと思う」と手応えを口にした。

 26日には来年の世界選手権(北京)の参加標準記録も発表され、男子800メートルは1分43秒00となった。すでに静岡国際で日本記録を更新した後から、大で指導を受ける大八木弘明総監督からは「1分42秒台を次に目指すぞ」とハッパをかけられているといい、落合も「そこに行かないと、世界(の舞台の)準決勝、決勝では戦えない」と意欲を燃やす。今後は来月の日本選手権は回避して、同時期の国際大会に出場予定で、「出せないタイムではないので、今季中に少しでも近づけるように頑張りたい」と視線を向けた。