陸上で中距離を争うミドルディスタンス・サーキット(MDC)が30日、東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場で行われ、男子800メートルで落合晃(駒大2年)が1分43秒45の日本新記録を樹立した。自身が今月3日に出した日本記録をさらに0.45秒更新。2戦連続で世界レベルのレコードをたたき出した。
常に先頭には落合がいる。声援に背中を押され、強風をもろともせずに自身の記録を打ち破った19歳は満面の笑みを浮かべた。
「すごい歓声の中走らせてもらった。こうして日本記録で走れたことは自分だけの力ではないのでうれしい」
1周目を49秒で突っ込んだが、今の落合には問題ではない。2周目も粘り、自身が今月3日に静岡国際で出した記録をさらに塗り替えた。落合が台頭する以前の日本記録(1分45秒75)を上位6人が上回るというハイレベルなレースだったが別格の強さだった。
来月の日本選手権(名古屋)にはエントリーしなかった。同時期に米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催される大会に出場するからだ。今年9月のアジア大会の代表枠は2つ。1つは派遣設定記録(1分46秒28)を突破済みで日本選手権を優勝した選手へ。落合は記録最上位者としての代表入りを狙う。今季は落合以外の選手も1分44~45秒を連発しているが「(ほかの選手に上回れる)可能性もあるが、しっかりそれよりも速いペースでいくという話を(大八木弘明)総監督ともしている」と落合。「1分42秒台にいかないと世界では戦えない。しっかりそこをめがけて、今シーズンも少しずつ近づけるようにやっていきたい」と気持ちはぶれない。
「静岡よりも出し切った感がないというか、まだ出せるなという感じ。ラストの切り替えが結構かかっているのでまだ削り出せる。海外のレースではまた違う展開になると思うが、しっかり競り合っていけたら1分42秒台も見えてくる」と落合。中距離の歴史はこの男が動かす。
駒大・落合晃、2戦連続で特大日本新「静岡よりも出し切った感がない」 風にも負けず1分43秒45 6月に米でレースも予定/陸上
引用元:サンケイスポーツ


