引用元:サンケイスポーツ
陸上・関東学生対校選手権最終日(24日、カンセキスタジアムとちぎ)男子1部3000メートル障害は早大の佐々木哲(2年)が49年ぶりの大会新記録となる8分24秒96で優勝した。日本人学生歴代3位、日本歴代11位の好記録で、「すごく嬉しい。まさかここまで来れるとは。苦しかった時期も無駄ではなかったというか、最後ここに繋がっていたんだなと思うと感慨深い」と喜んだ。終始先頭で走り、2000メートル付近ではさらにペースアップ。後ろについていた小野真忠(東海大3年)を振るい落とした。
軽やかなハードリングが持ち味。昨年4月の金栗記念では8分29秒05のU20歴代2位の記録で鮮烈なデビューを飾ったが、秋冬は故障の影響もあって停滞。今春もやや出遅れた感があったが、一気にトップレベルまでカムバックした。冬季はウェイトトレーニングに注力し、以降は「距離を踏み直して、しっかりできた体からさらに絞ってきた」と佐々木。昨年よりも一日当たりの走行距離が10~15キロ増えたという。
今春、早大には増子陽太、新妻遼己、本田桜二郎と高校時代にトップレベルで活躍した選手が入学。増子は入学早々、5000メートルのU20日本記録を2連続で更新し、佐々木と同期の鈴木琉胤(2年)も4月の金栗記念5000メートルで自己ベストの13分20秒64を出すなど躍動。「一時は悔しいというか、いろいろ模索した時期もたくさんあった。今は彼らがいるからこそ、自分が今こうして走れているのだなと思うし、今はありがたいという気持ちを持って練習に取り組めている」と佐々木。ここから新たなスタートを切る。

