引用元:サンケイスポーツ
陸上・関東学生対校選手権最終日(24日、カンセキスタジアムとちぎ)男子1部5000メートルは中大の岡田開成(3年)が13分31秒43で制し、「1着が取れて良かった。集団の中で力を溜めながら、ラストで勝負するというレースプランで、予定通りに行けた」とうなずいた。日本人がこの種目で優勝するのは2023年の三浦龍司(当時順大)以来3年ぶり。早大の鈴木琉胤(2年)が13分33秒73で2位。駿河台大のスティーブン・レマイヤン(4年)が13分36秒30で3位に入った。
レースは鈴木が積極的に引っ張る展開だったが、ラスト1周で岡田が猛スパートをかけて頂点に立った。前週のセイコーGGP男子3000メートルで日本記録を上回る7分39秒51を出した城西大の柴田侑(4年)を意識していたが、終盤で差が開いていたためラスト1周で勝負をかけた。
今年1月の箱根駅伝で4区区間2位。箱根後にはアメリカ合宿も経験し、今月上旬のゴールデンゲームズinのべおか男子5000メートルでは13分19秒44の自己ベストをマークした。「アメリカで自分よりかなりレベルの高い選手たちと一緒に走ったことで意識が変わってきたのが大きい」と岡田。昨年からは「コンパクトなフォームと、腸腰筋をしっかり使って足を前に出す」ように走り方を変えていることも明かし、「少しずつ身になってきた」という。スパートに磨きがかかり、レース前には藤原正和監督から「もうお前はラスト強くなっているからしっかり勝ち切ってきなさいと」と送り出された。
今後は6月の日本選手権に出場予定。波に乗る中大の新エースは「入賞を目標に、あわよくば表彰台を狙いたい」と大舞台を見据えた。

