「山の名探偵」早大の工藤慎作は5000Mで5位 3月の初マラソンから「体の感覚が、良い意味で変わった」…関東インカレ

引用元:スポーツ報知
「山の名探偵」早大の工藤慎作は5000Mで5位 3月の初マラソンから「体の感覚が、良い意味で変わった」…関東インカレ

 男子1部5000メートル決勝が行われ、中大の岡田開成(3年)が13分31秒43で優勝した。この種目の日本人優勝は2022年、23年に連覇した順大の三浦龍司(現スバル)以来3年ぶり。2位に早大の鈴木琉胤(るい、2年)で13分33秒73が続いた。3位は駿河台大のスティーブン・レマイヤン(4年)で13分36秒30、4位は山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)で13分37秒89。

 「山の名探偵」の愛称を持つ早大の工藤慎作(4年)は13分38秒67で5位だった。序盤から先頭集団で冷静にレースを展開した工藤。残り800~600メートルでは一時先頭になるなど粘りを見せ「自分のスピード感を確かめるっていう位置付けだった。中盤までは余裕があり、自分の能力が上がっているところだと思います」とさわやかに話した。

 スタート前の紹介では名探偵コナンの「真実はいつも一つ」ポーズで会場を大きく沸かせ「アメリカの学生スポーツと比べたらまだまだ(会場は)ガラガラだと思います。盛り上げていきたい」と笑顔を見せた。

 今年1月の第102回箱根駅伝5区では、箱根山中で青学大の黒田朝日(現GMOインターネットグループ)に大逆転される悔しさを味わった。ただその2か月後に初マラソンとして挑んだ東京マラソンでは、終盤まで日本人トップ集団で粘りきる強さを見せ、日本学生歴代5位の2時間7分34秒をマークして日本人5位でゴール。MGC(28年ロス五輪マラソン日本代表選考会、27年10月3日、名古屋)の出場権を獲得した。

 さらに今月4日はロードレースの5キロに挑み、太田智樹(トヨタ自動車)ま持つ日本記録にあと1秒まで迫る13分31秒をマーク。「マラソンで疲れてダメになってしまう人も多いとは思いますが、自分は意外と休んだ後には練習ができる。かなり体の感覚が、良い意味で変わりましたし、地力が上がった部分があると思います」と初マラソンから良い手応えを得ている。

 今年は大学ラストイヤー。もちろん駅伝でも結果を残すつもりだ。「強い選手が集まっていますし、それはスーパールーキーって言われている人たち以外でも。今年は3大駅伝の優勝を狙って取り組んで行ければと思っています」とチームでも個人でも、更なる結果を求め続ける。