高1から全国出場も「トイレに籠って…」体に異変 再び第一線に…今なら言える「自分を認めてあげていい」――陸上・道下美槻

引用元:THE ANSWER
高1から全国出場も「トイレに籠って…」体に異変 再び第一線に…今なら言える「自分を認めてあげていい」――陸上・道下美槻

 陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)は17日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われ、道下美槻(積水化学)が女子1500メートルで8位、3000メートルで7位に入った。高校時代には、精神面からくる不調に悩まされた経験を持つ。走ることすら困難だった時期を経て、国内トップ戦線まで這い上がった24歳に、自身との向き合い方を聞いた。

 元気な姿で、大舞台を駆け抜けた。午前11時半の1500メートルに出場し、4分19秒74で8位。「思うような走りができなかった」と悔しさを抱えて臨んだ2時間後の3000メートルでは、後半に粘りを見せて、9分00秒60で7位に入った。

 5月とは思えない強い日差しが降り注ぐ中、2レースを完走。「もうちょっと最初から積極的にいきたかったけど、最後をまとめられたのは良かった。昨年よりも状態は良いので、次はチャレンジしたレースをしたい」と爽やかに話した。

 社会人3年目の24歳。苦悩の日々を経て、今も走り続けている。

 順天高(東京)では1年時から、女子800メートルでインターハイに出場。国体で6位に入ると、全国高校駅伝では2区を走った。しかし、結果を求めるあまり、体に異変が起きる。「試合の直前までトイレにこもって、アップもできないくらいずっと吐いてしまって」。3年時には、練習中にも同じ症状が表れるようになった。

 普通に走ることすら困難に。「自分で考えてできる環境でやりたい」。進学先に選んだのは、常任の指導者がいない立教大だった。自ら練習内容を考えて実行。1年時の2月からはクラブチームの「TWOLAPS TRACK CLUB」にも参加し、部活動と両立した。