女子やり投げの北口榛花、フォーム改造も今季初戦は5位「迷い出た」 陸上セイコーGGP

引用元:産経新聞
女子やり投げの北口榛花、フォーム改造も今季初戦は5位「迷い出た」 陸上セイコーGGP

陸上のセイコー・ゴールデングランプリは17日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で行われ、女子やり投げでパリ五輪覇者の北口榛花(JAL)は60メートル36の5位だった。

頭の横に構えたやりを下ろさず、すっと後ろに引いた。今季初戦を前に「間違い探し的な感じで楽しんでもらえたら」とフォーム改造を打ち明けた女子やり投げの北口。その投げから特徴的な動作が消えていた。

昨秋の世界選手権は右肘を痛めた影響で予選落ち。その後、7年師事したチェコ人コーチとの契約を終了し、男子世界記録保持者のヤン・ゼレズニー氏を新コーチに迎えた。以前は助走の最終段階でやりを腰のあたりまで下ろしていたが、レジェンドからさっそく〝メス〟が入った。この動きの元祖である新コーチのフォームを参考に修正を試みるも「来世、なるべく早く会ってやろう」ときついダメ出し。そこでテイクバックをシンプルに。助走開始時の足踏みもなくした。

世界選手権以来となる復帰戦。60メートルを超えたのは3投目のみで、上位3人による最終6回目の投擲(とうてき)に進めなかった。「技術的に変えている部分が多いので迷いが出ている。できることをやって自分のものにしていきたい」。パリ五輪女王が復活を期して試行錯誤している。(石原颯)