アスリートを傷つける社会的な問題に向き合い、選手たちが安心して競技に専念できる社会を目指すプロジェクト「RESPECTion!(リスペクション)」が始動した。同プロジェクトの共同代表に就任した青山学院大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(59)がインタビューに応じ、指導者としての思いや、誹謗(ひぼう)中傷をなくすためにアスリートができることについて語った。
■応援は何よりも選手の力になる
おかげさまで、日本のアマチュアスポーツ界で最高峰といわれる箱根駅伝を9度勝たせていただいた。これからは単にスポーツの分野での〝勝った負けた〟にとどまらず、スポーツには社会課題を解決する役割があり、それができる団体だという思いを持って、リスペクションの活動をしていきたい。
選手にとって、応援は何よりも力になる。青学大のマネジャーになりたい、青学大に入学して身近に陸上競技部の存在を感じたい-。そんな思いで受験勉強を頑張り、入学する学生は多い。
■年100通を超える応援の手紙
「青学大の走りを見て最後まで諦めない気持ちになった」
「受験勉強でも勝ち上がることができた」
そんなお手紙をいただくこともある。これらの全てが、結果として、われわれに元気を与えてくれている。
応援に元気をもらい、選手は苦しいトレーニングでも負けてはいられないと練習に励む。一方で、選手は多くの人を豊かにしているんだという思いを抱く。応援に元気をもらいながら、われわれは社会に大きく、そしてプラスの影響を与えている。
応援のお手紙は年に100通は超える。特に優勝したときは多いが、負けたときでも「最後まで粘り、よく頑張りましたね」というものや、「負けは負けの美学がありますね、最後はい上がってくる、最後まで粘り強く頑張る姿、感動しました」など、前向きなものをいただくとうれしい。
■アスリートの謙虚な姿勢が応援を生む
スポーツやアスリートは特別なものではない。多くの人に支えられて活動することができている。箱根駅伝は公道を利用し、ある意味では多くの人に迷惑もかけている。たくさんの支援者、ボランティア、警備の方を含めて大会が成り立っていることを忘れてはならない。
誹謗中傷なくすために 青学大陸上部・原晋監督が語る「スポーツで社会課題を解決」 RESPECTion!インタビュー
引用元:産経新聞


