引用元:産経新聞
陸上の木南道孝記念は10日、大阪市のヤンマースタジアム長居で行われ、今秋の愛知・名古屋アジア大会代表の最重要選考会を兼ねた1万メートルで男子は日本記録を持つ鈴木芽吹(トヨタ自動車)が27分20秒11で優勝し、日本陸連の選考基準を満たして代表に決まった。
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男子1万メートルは鈴木が中盤から独走し、後続を20秒も引き離す圧勝劇を見せた。日本陸連の定める派遣設定記録(27分31秒27)を突破した上で優勝するという条件をクリア。「勝つことが一番だったので、そこだけ」と充実した表情を浮かべた。
余裕度が違った。「前半きつくてペースも遅かったので焦りはあった」というものの、ペースメーカーが中盤にペースを戻したところで唯一、対応。先頭集団を形成していた2人が脱落する中、足取りは軽く、ペースメーカーがいなくなった8000メートル以降も独走の中でしっかりとペースを上げた。
昨季は昨年4月の日本選手権を初制覇し、9月の世界選手権東京大会に出場。11月には27分5秒92の日本記録も樹立し、周囲の視線は変化した。「いくら自分で挑戦者だと思っていても、絶対に追われている」。マークされる中で自らの実力を示した24歳は「皆さんからしたら簡単だったと思うかもしれないけど、僕にとってはすごい価値のあるレースだった」とうなずいた。(石原颯)


