東洋大・松井海斗が2組トップ「もう一度箱根で復活できるような強いチームを」/全日本大学駅伝関東地区

東洋大・松井海斗が2組トップ「もう一度箱根で復活できるような強いチームを」/全日本大学駅伝関東地区

11月1日に行われる全日本大学駅伝の関東地区選考会が4日、神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われた。全日本は前回大会の上位8校がシード校。選考会は1万メートルの8人の合計タイムで争い、日大が3時間57分10秒99でトップ通過を果たした。

2位が東海大、3位が大東大、4位が神奈川大。前回18年ぶりに本戦出場を逃した東洋大は5位で2年ぶりに予選会を通過した。6位が中央学院大。7位の山梨学院大までが伊勢路への切符を手に入れた。

東洋大は1組目終了時点で11位だったが、2組目でエース格の松井海斗(3年)が好走。松井は残り8周で大東大の近江亮(1年)とともに集団から抜け出すと、残り5周で近江も振り落とし、29分23秒60の組トップでゴール。チームを一気に3位まで引き上げた。流れを作った松井は「箱根後はアキレス腱や大腿骨の痛みがあった。60~70パーセントくらいのコンディションだったので2組目に入った」と早めの組で出走した理由を明かし、「他の選手たちがアドバンテージを持ってスタートできるように(すること)を自分の目標にして走った。1組目で中盤から小野(真和、2年)が少し苦しい走りになっていたので、2組目でカバーしきって、3、4組目でもう一度立て直して走るというところは自分が走る上でのプランとして入れていた」と冷静にレースを振り返った。

今春から、東洋大OBの山本憲二氏がコーチとしてチームに加わった。山本氏は東洋大3年時に早大に21秒差で敗れ、その敗戦が東洋大のスローガンである「その1秒をけずりだせ」につながった。松井も「(山本コーチは)練習もちょっと走りながらアドバイスをくれる。コーチ兼一番近い立場で教えてくれる存在。コミュニケーションを取りやすかったり、走りの相談もしやすいと感じる」とチームの変化を語る。

東洋大は今年の箱根で総合14位に終わり、21年連続のシードを逃した。「もう一度箱根で復活できるような強いチームを作り上げていきたい。予選会は全員初めてで未知な部分はあるが、予選会に戻ってくるようなチームじゃないぞという力をしっかり見せつける。攻勢で戦える準備をして予選会に臨みたい」と松井。鉄紺のプライドを持ち、駅伝シーズンを見据えて力を蓄える。