日本選手権女子やり投げ、佐藤が初優勝 広島出身、元幼稚園職員が執念の逆転劇

日本選手権女子やり投げ、佐藤が初優勝 広島出身、元幼稚園職員が執念の逆転劇

 陸上の日本選手権が1日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで開幕し、女子やり投げは元幼稚園職員の佐藤友佳(ニコニコのり、広島・一ツ橋中出)が59メートル32で初優勝。最終投てきで日本記録保持者の北口榛花(JAL)を2センチ上回り、28歳で悲願の「日本一」のタイトルを手にした。

 執念の逆転劇だった。59メートル30で首位に立つ北口を追って迎えた最終6投目。観客に手拍子を求め、大声を発して放ったやりは59メートル32地点に落下。「勝負にこだわった結果、優勝できたのでうれしい」。北口に握手を求められ、思わず目を潤ませた。

 広島県福山市出身。大学時代に右肩を痛めてから低迷し、卒業後は大阪府内で幼稚園や小学校職員をしながら地道に実力を養ってきた。自己ベストは62メートル88。北口が持つ66メートル00の日本記録に「更新すれば世界でも戦える。そこを目指したい」と来年の東京五輪を見据えた。中国新聞社

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