【青戸慎司の目】飯塚翔太、コロナ禍なんの100メートル&200メートル両立

引用元:スポーツ報知
【青戸慎司の目】飯塚翔太、コロナ禍なんの100メートル&200メートル両立

◆陸上 全日本実業団対抗選手権 最終日(20日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子200メートル決勝で、16年リオ五輪400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(29)=ミズノ=が20秒47(追い風1・2メートル)で2大会ぶりに優勝した。

 * * * *

 飯塚君は、一人旅になったレースをよくまとめた。100メートルと200メートルを両立し、力を入れなくてもスムーズに前に進める重心の感覚を見つけたのだろう。今季はコロナ禍で各選手の調子に大差があり、記録が出る人と出ない人がはっきり分かれた。その中でも百戦錬磨の経験も生かして、うまく力を伸ばせている印象だ。

 日本選手権100メートルでは、専門ではない分、いい意味で胸を借りて自己新を期待したい。桐生君やケンブリッジ君も好調で、10秒0台で走る力は十分にある。シーズンが7月以降に本格始動したため、脚の消耗も少ない。風や気温、湿度など条件がそろえば、史上初の決勝9秒台決着も楽しみになる。(男子100メートル元日本記録保持者、中京大監督)報知新聞社

フォローする