陸上=セメンヤが敗訴確定、男性ホルモン値規制に訴え

引用元:ロイター
陸上=セメンヤが敗訴確定、男性ホルモン値規制に訴え

[ローザンヌ(スイス) 8日 ロイター] - 世界陸連が設けた男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手の出場資格を制限する規定に関して、スイス連邦最高裁(SFT)に訴えたキャスター・セメンヤ(南アフリカ)の敗訴が確定した。

女子800メートルで五輪2連覇中のセメンヤは、筋肉量やヘモグロビンなどの増加を促すテストステロンの値が高い女性選手が400メートル─1マイルの間の種目に参加する場合は薬などで基準値まで下げなければ出場を認めないとする世界陸連の規定に対し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行ったが退けられた。

次にSFTに提訴していたが、こちらも世界陸連を支持し、競技の前提条件として女性アスリートに薬物、または外科的処置を施すことはスイスの公序に反しないとの見解を示した。

セメンヤは8日、今回の裁定を受けて「この判決にとても失望しているが、世界陸連が私に薬を投与したり、私が私であることをやめさせることを拒否する。私は女性が生まれたままの形で自由に走れるようになるまで、トラック内外で女性アスリートの人権のために戦い続ける」と語った。

一方、世界陸連は今回の裁定を歓迎し、すべてのアスリートのための公平な競争を創出するというスタンスを改めて強調した。

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