アスリートの不安払しょくに一助 JOCがオンラインミーティングを開催

 日本オリンピック委員会(JOC)は31日、来年に延期となった東京五輪を目指すアスリートらを対象に、各選手の取り組みや大会準備状況の共有を目的としたオンラインミーティングを開催。JOCアスリート委員会で委員長を務める陸上棒高跳びの沢野大地(39=富士通)、重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(34=いちご)ら、19競技から61人のアスリートが参加した。

 約1時間半のミーティングの大部分は、報道非公開で開催。各選手の現状報告や五輪の準備状況に対する質疑応答、新型コロナ禍でアスリートができることの意見交換などが行われ、会の最後には山下泰裕JOC会長があいさつ。沢野は「競技の枠を超え、一堂に会して情報交換できたのは良かった」と有意義な会となったことを明かした。

 特に延期となった五輪の簡素化が俎上(そじょう)に載る中、大会組織委員会の中村英正ゲームズデリバリーオフィサー(GDO)が競技数や出場選手数の削減など、アスリートに関わる部分は基本的に維持すると説明。沢野は「非常に明確になった。開催へどういう準備されているのか、中村GDOから聞けた点は良かった」と話した。

 JOC主催による同様のオンラインミーティングは今回が初開催。競技を横断した情報共有により、各選手のモチベーションの維持にも一役買ったようす。三宅も「アスリートファーストをくんでもらっているのが分かった。また前向きな気持ちになった。これからもどんどん交流できたら」と気持ちを新たにしていた。

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