【2019年6月7日】サニブラウン・ハキームが9秒97の男子100メートル日本新「まだ今後も速いタイムは出る」

引用元:スポーツ報知
【2019年6月7日】サニブラウン・ハキームが9秒97の男子100メートル日本新「まだ今後も速いタイムは出る」

 2019年6月7日(日本時間8日)、陸上の全米大学選手権決勝の男子100メートルで、サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)が9秒97(追い風0・8メートル)の日本新記録を樹立した。

 大学王者を決める舞台の決勝。サニブラウンは持ち味の後半で粘り、9秒97の3位に食い込んだ。桐生祥秀(日本生命)が17年9月に出した記録を0秒01更新。「まだ今後も速いタイムが出ると思っているので、その都度更新していければ」とうなずいた。

 17年秋から、米国を拠点に活動。陸上大国の中でも有数の強豪校のフロリダ大で、M・ホロウェイ・コーチに師事。リオ五輪男子三段跳び金メダルのクリスチャン・テイラーら有力選手の刺激も受けながら、世界大会の決勝進出へと力を磨いている。昨秋のドーハ世界陸上でも100メートル準決勝進出。昨年12月からは、世界記録保持者のウサイン・ボルト氏と同じプーマと契約。プロ選手として、存在感は日に日に高まっている。

 今季は新型コロナウイルスの影響で、先月末からようやくトラック練習を再開したばかり。10月1~3日に日本選手権(新潟)が予定されているが、米国からの移動リスクもあり、先行きは不透明な状況だ。ただ、同大会については日本陸連も五輪代表選考対象外と明言しており、五輪切符を巡る勝負は来年の日本選手権となる公算が高い。100メートルの日本記録更新、さらに日本記録まであと0秒05まで迫る200メートルで、記録の底上げを目指して地力を高めるシーズンになる。

 東京五輪では、100&200メートル、400メートルリレーの3種目で活躍が期待される21歳。将来の夢を「世界記録」と公言し、伸びやかに成長曲線を描いていく。(陸上担当・細野 友司) 報知新聞社

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