【陸上】PlayBack関東インカレ2019 400mH豊田が覚醒! 走幅跳は8m超決戦

引用元:月刊陸上競技
【陸上】PlayBack関東インカレ2019 400mH豊田が覚醒! 走幅跳は8m超決戦

 本来であれば5月21日から4日間行われる予定だった関東インカレ。今年で99回を迎える伝統ある大会も新型コロナウイルスの影響で5月開催は中止となった。そこで、2019年の関東インカレで活躍を見せた選手たちをプレイバック!

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豊田が世界選手権代表に名乗り

 圧倒的な存在感を示したのが男子1部400mハードルの豊田将樹(法大4年)。「最後の年は絶対に過当と思っていました」という激走で、後半に強さを見せた。優勝タイム49秒25は、ドーハ世界選手権の参加標準記録を突破。「記録は狙っていなかった。とんでもないタイムが出ちゃいました」と自身も驚きの自己新だった。

 大学の最終学年を迎え、短距離ブロック長を務めていた豊田。どんな練習でも常に1番でフィニッシュすることを意識して取り組み、しっかり取り組んだウエイトトレーニングで土台もアップした。

 桐生祥秀ら、数々のトップアスリートを輩出し続ける京都・洛南高の出身。高校時代から世界ユース選手権銅メダルなど、世代トップクラスとして活躍していた。大学進学して3年間、自己記録はストップしていたが4年目で開花。19年5月上旬に3年7ヵ月ぶりに自己ベストなど、勢いに乗って迎えた関東インカレだった。

 豊田は日本選手権で2位に入り、ドーハ世界選手権にも出場。準決勝進出を果たした。この春、大学を卒業して富士通へ。新たなステージでさらなる飛躍を誓っている。 【陸上】PlayBack関東インカレ2019 400mH豊田が覚醒! 走幅跳は8m超決戦 19年関東インカレ走幅跳は、津波(中央)が優勝、泉谷(左)、橋岡と豪華な顔ぶれが並ぶ

津波が追い風参考で8m26

 男子1部走幅跳では、相模原ギオンスタジアム特有の風に乗って8m超えの好記録が連発した。

 優勝したのは津波響樹(東洋大4年)。「日本記録がほしかった」と、当時8m25の日本記録更新を目指していた。2回目に8m00(+2.8)、3回目に8m04(+3.0)と前半3回から安定したジャンプ。だが、風は一向に公認(2.0m以内)には収まらない。

 4回目8m02(+2.8)のあと、5回目には8m26(+2.3)の大ジャンプ。惜しくも参考記録ながら日本記録を超えて見せた。最後も8m24(+3.3)と、8m超え5本の圧巻の試技だった。

 110mハードル、三段跳とマルチな活躍を見せる泉谷駿介(順大2年)が8m09(+3.8)で2位、4月にアジア選手権を制している橋岡優輝(日大3年)が8m04(+2.7)。その2人を抑えて初優勝を飾った。

 津波は8月に8m23(+0.6)の日本歴代4位をマーク。ドーハ世界選手権代表にも出場した。すでに東京五輪の参加標準記録も突破済み。東洋大を卒業し、大塚製薬所属として世界の舞台を見据えている。 月陸編集部

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