札幌山の手・多田、青学大に合格…北海道駅伝王者のエースがOB小椋の後追い箱根へ

引用元:スポーツ報知
札幌山の手・多田、青学大に合格…北海道駅伝王者のエースがOB小椋の後追い箱根へ

 18日に行われた全道高校駅伝男子で2年ぶり10度目の優勝を飾った札幌山の手のエース多田奏太(かなた、3年)が、大学駅伝強豪・青山学院大(法学部)の推薦試験に合格したことが24日、分かった。大学では高校先輩で青学大の箱根駅伝総合初優勝(2015年)などに貢献した小椋裕介(26)=現・ヤクルト=を目標にする。

 多田は高校に続き、大学でも憧れの先輩、小椋と同じ道を歩むことになった。

 「念願がかなった。(旭川出身の)自分と同じ道北出身の小椋さん(士別出身)は、中学時代からの目標。大学トップレベルを走る青学に進み、箱根駅伝に出場して優勝し、小椋さんのように強くなりたかった」と志望し、見事に合格した。

 多田がその背中を追う小椋は、15年と16年の箱根駅伝で2年連続7区区間賞を取り、青学大の連覇に貢献。15年には光州ユニバーシアード(韓国)で金メダルを獲得した。多田は旭川神居東中2年だった2016年に都道府県対抗駅伝代表入りし、小椋とチームを組みレースに出場している。

 大きな刺激を受けた多田は、中学3年の全国中学3000メートルで8位入賞。札幌山の手高校入学後も17年の全国高校駅伝で1年生で唯一メンバー入り、5区で区間5位の力走を見せ、北海道勢61年ぶり7位入賞に貢献した。高2の春には左足疲労骨折、今春は右足じん帯を痛めるなどトラック競技では試練も味わって来た。

 今月の全道高校駅伝では各校エースが集う1区で区間4位、チームはその後逆転し、大会歴代最高の2時間5分53秒で優勝した。だが、「個人的には納得していない。全国ではチームを勢いづける走りで3位入賞を目指し、大学の競技生活に弾みをつけたい」と満足せずに、12月の全国高校駅伝に向け、気合十分だ。

 札幌山の手・梶山一樹監督(48)は「学級ではクラス委員長も務め常に前向き。ランナーとしてのポテンシャルも高く、小椋のように大学で飛躍してほしい」と期待している。(小林 聖孝)

 ◆多田 奏太(ただ・かなた)2001年10月12日、旭川市生まれ。18歳。陸上は小学4年から。6年で全国クロスカントリーリレーに出場。中学では部活がなく「旭川AC」に所属し、2年で全道中学3000メートルで4位、3年で優勝。3年の全国中学8位。高校3年の全道高校5000メートル7位。自己ベストは3000メートル8分31秒、5000メートル14分34秒87。家族は両親と妹。168センチ、51キロ。血液型O。

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