五輪の可否判断「数日か数週間後にも」…世界陸連会長

 【ロンドン=岡田浩幸、ニューヨーク=福井浩介】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界陸連のセバスチャン・コー会長は21日、東京五輪を開催すべきかどうかの判断が間もなく明らかになるとの見解を示した。ロイター通信が報じた。「数日か数週間後という早いうちに、決定が明らかになるかもしれない」と語った。

 五輪予選やスポーツイベントが相次いで延期や中止となり、選手の練習環境の確保も難しい状況が続く中、コー会長は「公平な競争条件が保証されないならば、競技の健全性は失われる。選手の安全はもちろん、いかなるものも犠牲にしてまで五輪を開催するべきだとは思わない」と述べた。

 各国のオリンピック委員会や競技団体からは開催時期の見直しを求める声が上がっており、米国陸連は21日、米オリンピック・パラリンピック委員会宛ての書簡を公表し、東京五輪の延期を国際オリンピック委員会(IOC)に提言するよう求めた。ただ、20日に「1年延期」を求めた米国水泳連盟とは異なり、期間には触れていない。ブラジル・オリンピック委員会(COB)も1年延期を求める声明を発表した。

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