一山麻緒、厚底に履き替え代表切符! 瀬古氏も「世界でも通用する」と絶賛 女子マラソン

引用元:夕刊フジ
一山麻緒、厚底に履き替え代表切符! 瀬古氏も「世界でも通用する」と絶賛 女子マラソン

 男女マラソンの東京五輪日本代表選考の最終レースが行われた8日、女子は名古屋ウィメンズマラソンで一山麻緒(22)=ワコール=が日本歴代4位の2時間20分29秒で優勝。男子のびわ湖毎日マラソンでは、1日の東京マラソンで大迫傑(28)=ナイキ=がマークした日本記録2時間5分29秒を上回る選手は出ず。一山と大迫が最後の3人目に内定した。

【写真】新厚底シューズは“制限ギリギリ”の3.95センチ

 一山の勝因のひとつはやはり厚底シューズ。これまでアディダス社製を履いてきたが、大一番で大迫と同じくナイキ社製「エアズームアルファフライネクスト%」を選択した。2月の香川丸亀国際ハーフマラソンから実戦で試しスタンバイ。「自分の走りにあっている」と手応えを得ていた。

 五輪切符への絶対条件は、1月の大阪国際で松田瑞生(24)=ダイハツ=がマークした2時間21分47秒を上回ることだったが、30キロ過ぎから外国勢までも振り切る独走。2004年アテネ五輪金の野口みずきが、03年の大阪国際で樹立した国内最高記録2時間21分18秒まで更新する快走を見せ、日本女子マラソン界に久しぶりのいいニュースを届けた。東京マラソンでは男子勢をばっさり切り捨てた、日本陸連・瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)も後半の加速を評価。「この走りをすれば世界でも通用する。これほど力がついたことには驚いた」と大絶賛した。

 一山の躍進をどこまで後押ししたかは定かでないが、代表争いも厚底シューズが席巻する結果に。男子の大迫、中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)、女子の一山と鈴木亜由子(日本郵政グループ)まで実に5人がナイキ。前田穂南(天満屋)のみアシックス社のシューズを履いている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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