大迫傑、先頭集団から一度遅れたが持ち直す…20キロ通過

 東京五輪男子マラソンの日本代表3枠のうち、最後の1枠がかかる「東京マラソン2020」(読売新聞社など共催)が1日行われ、午前9時10分にスタートが切られた。

 今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一般部門が中止になり、沿道での応援も自粛を要請されている。地域気象観測システム(アメダス)によると、都心の気温は午前9時現在、11・5度。

 設定記録は大迫傑(ナイキ)の日本記録を1秒上回る2時間5分49秒以内。これをクリアしたうえで、びわ湖毎日(8日)も含めたなかでの最速の選手が選出される。

【経過】(タイムは速報値)

 マラソンがスタート。最初の1キロは2分55秒で入った。先頭集団に井上大仁(MHPS)と大迫。設楽悠太(ホンダ)は第2集団。

 5キロ。二つの集団に分かれた状態で、前回王者のレゲセ(エチオピア)、井上、大迫を含む先頭集団は14分32秒で通過。第2集団の設楽悠は7秒遅れ。

 10キロ。レゲセ、井上、大迫を含む先頭集団は29分11秒で通過。設楽悠は依然第2集団で先頭から16秒遅れ。

 13キロ過ぎ、先頭集団から4人が遅れ始め、そのなかには大迫も。

 15キロ、大迫は持ち直し、レゲセ、井上を含む先頭集団は43分58秒で通過。設楽悠は19秒遅れ。19キロ過ぎ、先頭集団から外国人選手1人が完全に遅れた。

 20キロ、レゲセ、井上、大迫を含む先頭集団は58分41秒で通過。設楽悠は22秒遅れ。

         ◇

 今大会には、大迫のほか、18年大会で2時間6分11秒の当時の日本記録を作った設楽悠、2時間6分54秒をマークした井上ら、有力選手が集まった。

 優勝争いは前回王者のレゲセ(エチオピア)が中心。昨年9月のベルリンマラソンでは2時間2分48秒をマークした。モラ、レマのエチオピア勢も2時間3分台の自己記録を持ち、2時間4分台の選手も5人。

 日本勢は世界の強豪を相手に食い下がれば、代表の座も見えてきそうだ。

 ◆東京五輪男子マラソン選考の流れ

 最大3枠のうち昨秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で1、2位に入った中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)が内定済み。最後の1枠は、残るMGCファイナルチャレンジ指定大会の東京、びわ湖毎日で設定記録2時間5分49秒を突破した、最速タイムの選手を選出する。突破者が出ない場合はMGC3位の大迫が選ばれる。

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