東京マラソン、コロナショックで一般参加取りやめ。スポーツ界のコロナウイルスの影響はどこまで続くのか

引用元:VICTORY
東京マラソン、コロナショックで一般参加取りやめ。スポーツ界のコロナウイルスの影響はどこまで続くのか

新型コロナウイルス問題は、おさまるどころかますます拡大している。3月1日に行われる予定の東京マラソンもエリートランナーのみの参加となり、一般ランナーの参加は取りやめに。この騒動はどこまで広がるのか。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長であり、スポーツビジネス改革実践家の池田純氏がスポーツ界の現状について語った。

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日本最大にして、一番人気のあるマラソン大会、東京マラソンの一般ランナーの参加取りやめが発表された。東京オリンピックを5ヶ月後に控える今、新型コロナウイルス問題の行く末が心配される。

「この“東京マラソンショック”はかなり大きいと思います。これだけの規模の大会を中止したわけですから、それよりも規模の小さいイベントなどの開催は考えなければならなくなっていくでしょう」

東京オリンピック・パラリンピックに向けてスポーツ界が盛り上がっていくタイミングでの新型コロナウイルス問題。これから開幕を迎える野球界への影響も必至だ。すでに各球団は、ジェット風船の禁止やファンサービスの中止など、それぞれの対策を発表しているが、根本的な解決には程遠い印象がある。

「ジェット風船については、ツバが飛ぶということで以前から衛生面での問題が指摘されていたので仕方ないと思います。しばらくはファンサービスもマスクをつけたまま行ったり、握手など直接接触することは避けるようになるでしょう。

ビジネス面から考えると痛い部分もありますよ。ジェット風船の売上はバカになりませんし、スタジアムの飲食の売上にも影響はあるでしょう。何より、シーズンが始まっても観客が集まらなければチケット収入もままならなくなる。いまは繁華街も人がガラガラ。このままの状態が続けば、プロ野球、スポーツ界はもちろん、日本経済が大打撃を受けることになるかもしれません」

最高のチャンスのタイミングに、最悪の危機が訪れているといっても過言ではないだろう。“東京マラソンショック”がどこまで広がるのか。なにより新型コロナウイルス対策がどこまで徹底できるのか。私たちはその推移を見守るしかなさそうだ。





<了>

取材協力:池田純 スポーツコロシアム! VictorySportsNews編集部

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