東京五輪聖火台の燃料、大会初の水素

 【ローザンヌ(スイス西部)=杉野謙太郎】2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は10日、スイスのローザンヌで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会で、聖火台では大会史上初めて水素を燃料とすることを発表した。武藤敏郎事務総長が「水素は脱炭素への『ゴールデン・チケット』として期待されている。聖火台は、東京大会による持続可能性の追求への象徴になる」と説明した。

 総会では、陸上界で活躍したIOC委員からマラソンと競歩の札幌市への移転を歓迎する発言もあった。ポール・テルガト委員(ケニア)は「選手のパフォーマンスにとって気候は非常に重要だ。東京よりも対応しやすい札幌への移転をうれしく思う」と述べ、ステファン・ホルム委員(スウェーデン)は「選手たちの利益を一番に考えた結果だと信じている」と語った。

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