1区アクシデント、あわや繰り上げの危機も「絶対に次につなぐ」最下位の長崎、懸命なたすきリレーに沿道から大声援【全国都道府県対抗男子駅伝】

1区アクシデント、あわや繰り上げの危機も「絶対に次につなぐ」最下位の長崎、懸命なたすきリレーに沿道から大声援【全国都道府県対抗男子駅伝】

 ◆第31回全国都道府県対抗男子駅伝(18日、広島市・平和記念公園前発着、7区間48・0キロ)

 長崎は2時間29分25秒で出場した47チーム中47位だった。1区でアクシデントに見舞われたが、最後まで懸命にたすきをつないだ。

 1区(7キロ)で内田涼太(鎮西学院高3年)が、脱水とみられる症状に陥った。「5キロくらいから足の感覚がなかった」。最下位で中継所に現れた時には足を引きずる形でふらふらとしていた。

 46位の和歌山から6分17秒差でたすきを受けた2区、隈本虎次郎(小長井中3年)は「1秒でも早くつなごう」。3区から5区までの社会人と高校生の選手たちが地道な走りでチームにリズムを取り戻した。

 6区の戸川心聖(魚目中3年)は一度、繰り上げスタート用の白いたすきを運営側から手渡され、身に付けた。直後に5区の黒岩蘭太朗(長崎日大高3年)の姿が見えたという。繰り上げを免れた戸川は「ほっとした。絶対に次につなぐと思った」。黒岩は「みんなの思いを込めて渡した」と続いた。

 最終7区の守屋和希(三菱重工)は、ゴール地点の平和記念公園前で割れんばかりの声援を受けた。「みんなに感謝。沿道の声にも後押しされた」。入江初舟監督は「悔しい結果となったが、選手はつなげるレースをしてくれた」と総括した。(貞松保範)

【OTTO】

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