『世界一諦めの悪いチーム』体現!帝京大、17位→9位で執念のシード権獲得 10区・鎗田大輝、13秒差逆転のラスト1キロ「死ぬ気でスパート」【箱根駅伝】

引用元:中日スポーツ
『世界一諦めの悪いチーム』体現!帝京大、17位→9位で執念のシード権獲得 10区・鎗田大輝、13秒差逆転のラスト1キロ「死ぬ気でスパート」【箱根駅伝】

◇3日 箱根駅伝・復路

 箱根路の復路をファイヤーレッドのたすきが猛スピードで駆け抜けた。往路では一時20位まで沈み、17位で折り返した帝京大が9位でシード権を獲得。復路は5位で歴史に残る驚異的な追い上げに中野孝行監督は「17位からシードを取ったっていうのも今までにないと思うので、本当にミラクルかなと思う。学生がよく辛抱してくれた」と目を細めた。

 一斉スタートの復路は、目には見えない相手と戦った。6区は10位と1分58秒差でスタートしたが、徐々に順位を上げて10区の鎗田大輝(4年・市船橋)に渡った時点では13秒差の11位。鎗田は「あと10秒ほどと聞いていて『もうこれはやるしかない』」と大手町へ向かった。走りながら耳にしたタイム差はシード圏内と圏外を行き来しており、ラスト1キロは大激走。「入っているか分からなかったので死ぬ気でスパートした。人生で一番頑張った1キロ」と笑顔で振り返った。

 「世界一諦めの悪いチーム」というスローガンを体現する走りを見せたが、鎗田は「帝京はシード権ギリギリのチームじゃない」というのが本音。来年につながったたすきで、もっと上のステージで戦う。