全日本大学駅伝で信州大は23位 タイムは過去最速

引用元:朝日新聞
全日本大学駅伝で信州大は23位 タイムは過去最速

 2日にあった第57回全日本大学駅伝対校選手権大会(など主催、長谷工グループ特別協賛)に、北信越地区代表として4大会ぶり16回目の出場をした信州大学は23位だった。目標としていた18位以内はならなかったが、沿道からの大歓声を受けながら、8区間・106・8キロを走りきった。

 レースは25校のほか、オープン参加の日本学連選抜と東海学連選抜の2チームが出場し、午前8時10分に名古屋市熱田区の熱田神宮西門前をスタート。1区ではトップと59秒差の22位につけた。出雲駅伝でも1区を担当した片岡晴哉選手(2年)は「想定の範囲内だったが、もう少し上の順位でたすきをつなげたかった。出雲と違い、アップダウンのあるコースで、うまく対応できなかった」。

 2区ではトップから5分11秒差の25位に落ちたものの、3区では24位に順位を上げた。その後は23位か24位で推移し続けた。5時間36分11秒は第52回大会(2020年)に出場した時の5時間36分25秒を上回り、信大の過去最速記録になった。

 大会前には「たすきを少しでも長くつなげられるようにしたい」と駅伝主将の内田善登選手(3年)は語っていたが、第4中継所でトップから13分12秒の差がつき、繰り上げスタートになった。

 たすきをつなげられなかった4区の佐藤匠選手(4年)は口を大きく開けながら中継所に飛び込み、走り終えた後、座り込んだ。「それぞれがもう少し頑張って、つなぎたかった」。それでも、自身は初めての全日本で「全日本に出場した信大を高校生の時に見て、あこがれて都内の高校から進学した。陸上生活の中で、一番楽しかった」と明るく話した。

 8区の松林直亮選手(修士2年)は昨年と一昨年も、日本学連選抜の選手としてこの区間を受け持った。

 7月の北信越地区選考会の後は、8区をイメージした練習を続けてきたが、今年のタイムは1時間0分19秒。昨年のタイムには届かず、「とても悔しい」。ただ、「みんなで来られて良かった」と笑顔を見せ、ゴールした後、仲間たちと「楽しかったよな」と肩をたたき合った。

 修士課程を終えた後は佐賀県の企業に就職し、今年が最後の全日本になる。「社会人になっても、競技を続けます」と、今後の抱負を語った。(小山裕一)