出雲駅伝メンバー選考を兼ねた絆記録挑戦会で青学大4年生が好走 原晋監督「今季は3冠取りたい」

引用元:スポーツ報知
出雲駅伝メンバー選考を兼ねた絆記録挑戦会で青学大4年生が好走 原晋監督「今季は3冠取りたい」

 青学大の原晋監督が代表理事を務める一般社団法人「アスリートキャリアセンター」が主催する「第7回絆記録挑戦会」が24日、東京・町田市立陸上競技場で開催され、出雲駅伝(10月10日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)に出場する青学大と創価大が5000メートルに出場した。創価大のケニア人留学生のリーキー・カミナ(2年)とフィリップ・ムルワ(4年)がトップ争いし、カミナが13分32秒97、ムルワが13分40秒73で続いた。

 今年の第98回箱根駅伝(1月2、3日)で総合新記録(10時間43分42秒)で2年ぶり6度目の優勝を果たした青学大は、13分43秒07で3位になったエースの近藤幸太郎(4年)をはじめ、中村唯翔(4年)、横田俊吾(4年)、目片将大(4年)が13分40秒台でゴール。「先週まで妙高高原(新潟)での合宿で走り込んで疲れが残る中で、よく走った。この時期としては今までで一番いい」と原監督は胸を張った。その上で「今季の4年生はいい。みんな、意欲的でよく練習するし、性格もいい。久しぶりに学生駅伝3冠を取りたい」と2016年度以来、6年ぶりのタイトル独占に意欲を見せた。

 25日に熊本で行われる奥球磨駅伝にも主将の宮坂大器(4年)、山内健登(3年)、野村昭夢(2年)と出雲駅伝登録メンバーが出走する。出雲駅伝に向けて「コロナ禍の影響で大声の声援は難しいけど、懸命に走る学生にパチパチと大きな拍手を送ってほしい」という意味を込めて「パチパチ大作戦」を発令した原監督は「奥球磨駅伝メンバーの中から出雲駅伝を走る選手が出てくる可能性も十分にありますよ」と明かす。今季、青学大の選手層は分厚い。

 これまで1990年度の大東大、2000年度の順大、2010年度の早大、2016年度の青学大と4チームが学生駅伝3冠を達成。2度目の「3冠王」は大学駅伝界初の快挙となる。

 原監督が絶対の信頼を寄せる最上級生も3冠に向けて意欲満々。近藤は「まずは出雲駅伝優勝を目指します。区間賞を取ってチームに貢献したい」ときっぱり話した。13分45秒82で走り、自己ベストを5秒99更新した中村は「3冠のために、どの区間でも自分の力を出し切りたい」。自己ベストを8秒04更新する13分46秒81で走った横田は「青学大には強い選手がたくさんいるので、僕はつなぎ区間になると思います。その区間でチームに貢献したい」。13分48秒90でゴールした目片は「昨年の出雲駅伝(5区6位)ではチームの足を引っ張ってしまったので、今度はしっかり走ります」とリベンジを誓った。

 青学大の選手はこの日、5000メートルのレースを終えると、競技場から選手寮まで約7キロを走って帰った。原監督は伴走する車の中で「これが青学大の強みだ」とつぶやいた。

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