引用元:ロイター
[30日 ロイター] – 東京五輪の陸上女子にベラルーシ代表として参加中にポーランドに亡命したクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が、ポーランド国籍を取得したと発表した。
ツィマノウスカヤ選手は東京五輪で女子200メートルに出場する予定だったが、コーチ陣を批判したことで競技の前日に羽田空港に強制的に連行された。しかし、身の危険を感じて帰国を拒否し、ポーランドに亡命した。
ツィマノウスカヤ選手はインスタグラムで「私はきょう、自分のポテンシャルをフルに発揮するために100%の努力をすることを約束する。そして、たとえ私がポーランド人として表彰台に立ったとしても、このメダルは全てのベラルーシ国民と私たちの自由のためだということを分かっていてほしい。ベラルーシ万歳。ありがとう、ポーランド」とつづった。
同選手は今月、2024年パリ五輪の女子200メートル出場を望んでいるとロイターに語っていた。