自転車女子個人ロードで松山学院・垣田が連覇…後輩と一騎打ち、両脚つったままペダル踏み込む

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は8日、徳島、香川、愛媛、高知の4県でフェンシングや卓球、剣道など計8競技があった。7日は、陸上やバレーボール、ソフトボールなど計12競技が行われた。 愛媛県勢は、自転車個人ロードレースで男子は鎌田晃輝選手(3年)、女子は垣田真穂選手(3年)、ともに松山学院の選手が優勝した。

垣田真穂選手(松山学院3年)

 ゴール直前の上り坂、同じ学校で切磋琢磨(せっさたくま)してきた水谷彩奈選手(2年)との一騎打ちとなった。両脚がつった状態だったが、「絶対に勝つ」と力強くペダルを踏み込んだ。 昨年の総体は2年生ながら3冠を達成。今回も出場3種目で優勝を狙っていたが、総体前の海外遠征後に体調を崩し、一時は練習できない状態に。思うように脚が動かず、「総体に出るのもやめたいぐらいつらい1か月だった」と振り返る。 それでも、地力の差を見せつけ、2000メートル個人追い抜きは2位だったが、ポイントレースでは連覇を達成。7日の個人ロードレースは、平地が少なく、坂が連続する難しいコースだったが、序盤から先頭集団を牽引(けんいん)した。終盤に水谷選手と抜け出し、スプリント勝負となった最後の直線で振り切った。 悔しい2冠に終わったが、「今の自分の持っている最大の力は出せた。諦めずに頑張ってきて本当によかった」。苦しみながらも全力で走り抜けた最後の総体を笑顔で締めくくった。(林航)

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