瀬古氏「早くコース決定を」=マラソン、競歩の札幌開催で―東京五輪

引用元:時事通信

 東京五輪のマラソンと競歩の会場が札幌に変更されたことを受け、日本陸連の強化委員会が5日、東京都内で記者会見し、瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「決まった以上はあまり愚痴を言っても仕方ない。早くコース、日にちを決めてほしい」と訴えた。

 開催まで約9カ月と迫った時点での変更に、瀬古氏は「IOC(国際オリンピック委員会)の力の前ではどうにもできない」と嘆息。日本のボイコットにより、1980年モスクワ五輪に出場できなかった自身の経験も引き合いに出し、「東京でやらないと困る、と押し通したらマラソンはやらなくていいと言われるのではないかという思いがあった」と心境を語った。

 陸連は札幌変更を決めた11月1日の4者トップ級会合の前に選手らの意見を集めたが、外部に届ける機会はなかったという。強化委員会は東京でのレースを想定して暑熱対策などに取り組み、本番と同じコースでマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)も開催。瀬古氏は「今までやってきたことは無駄にはしたくない」と強調し、男子マラソンの開催日については「五輪の華。できれば最終日にやっていただきたい」と希望した。 

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