CASがサラザール氏の訴え棄却 資格停止処分確定か 英報道

引用元:AFP=時事
CASがサラザール氏の訴え棄却 資格停止処分確定か 英報道

【AFP=時事】陸上の大物指導者、アルベルト・サラザール(Alberto Salazar)氏がドーピング違反によって4年間の資格停止処分を受けた件で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は同氏の異議申し立てを退けたと、15日に英国メディアが報じた。

 現在は閉鎖されているナイキ・オレゴン・プロジェクト(Nike Oregon Project)の運営者だった63歳のサラザール氏は、一連のドーピング違反によって2019年に資格停止処分を受けた。

 英BBCと英紙タイムズ(Times)によれば、CASは処分を支持する判断を下したという。この報道についてCASからすぐにコメントは得られなかった。

 五輪で四つの金メダルを獲得した男子長距離のモハメド・ファラー(Mohammed Farah、英国)を指導したことで知られるサラザール氏の処分が言い渡されたのは、2年前に行われた第17回世界陸上ドーハ大会(17th IAAF World Championships in Athletics Doha)の最中だった。

 米国反ドーピング機関(USADA)の調査によって、サラザール氏は禁止されているテストステロン(testosterone)の売買もしくはこの薬物の取引を画策し、アスリートに許容値を超える量の薬を与えたり、ドーピング・コントロール・プロセスに手を加えたりしていたことが発覚したため、今回の処分が下っていた。

 調査の結果、「目撃者の証言や証拠、同時期の電子メール、患者の記録」といった証拠の山が見つかったとUSADAは述べていた。

 処分を受けた際、エチオピア出身で女子長距離のスター選手として知られるシファン・ハッサン(Sifan Hassan、オランダ)も指導していたサラザール氏は、不正行為を断固として否定していた。【翻訳編集】 AFPBB News

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