惜しくも予選敗退の田中希実「世界のレベルが上がっていることを実感した」

 東京五輪は30日、陸上女子5000メートル予選で、1500メートルと3000メートルの日本記録保持者、田中希実(豊田自動織機TC)が自己ベストを100分の8秒更新する14分59秒93をマークしたが、6位でタイムも及ばず、決勝進出を逃した。

 スローペースで始まった予選2組。田中はレース中盤から決勝に自動的に進出となる5番手につけて後半をうかがった。残り2周で外側から順位を上げ、一時は強豪のアフリカ勢と並んだが、最後の1周で後続に次々と抜き去られて5位以内に入れなかった。決勝には、各組5位以内と6位以降のタイム上位者5人が進むが、タイムで決勝に進めたのはハイペースだった予選1組に集中し、2組6位の田中は涙をのむ結果になった。 レース後に田中は「ラストの上がり(最後の1周)に対応できなかった。15分を切れば決勝に行けると思っていたが、世界のレベルが上がっていることを実感した」と悔しそうな表情。それでも「次の1500メートルも自己ベストを狙っていきたい」と気を取り直していた。

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